Report

活動報告

紅葉の世阿弥の道を歩きました。

11月14日世阿弥が佐渡に着いた多田から古道を歩きました。道中には、佐渡四国八十八か所巡礼の行き先を指し示すお地蔵様や祠の多さが歴史の重みを感じさせます。最初の1kmは200m上がるタフな道ででしたが、それを超えるとなだらかな尾根伝いに落葉を踏みしめる心地良い道が続きます。日本海を見ながらの林間コースは、大佐渡の急峻な坂道に慣れた体には、とても優しく快適でした。

高台に展望台があり眼下に松ヶ崎の街並みが見えます。
坂道を振り返ると紅葉の林間に松ヶ崎ヒストリーパークの灯台が見えました。
展望台で記念写真
数日前までの嵐が噓のように、柔らかい日差しが差し込みます。
小佐渡は大佐渡より標高は低く奥が深いのでトレッキングには最適なコースです。
道中、オオイワカガミノの群生が随所にありましたので、5月にはピンクの絨毯が見られることでしょう。来年のトレッキングが楽しみです。

小さな祠の中に佐渡四国八十八か所巡礼の行き先を指し示すお地蔵様 にほっこりしました。1168年創建の平泉寺の本堂に上がらせていただき昼食休みを取りました。世阿弥が佐渡へ流されたのは1434年ですから世阿弥も平泉寺で休憩し、私達と同じ景色を見たであろうとロマンを感じる小春日和のトレッキングでした。